外壁塗装をするタイミングとは?
Googleなどで「外壁塗装 タイミング」などと調べると、
「塗装をするタイミングは塗料によって違う」
「5〜10年が目安」
などといった記事がでてきますよね。
「5〜10年って幅がありすぎない?」
「結局いつ塗り換えればいいの?」とお思いの方も多いのではないかと思います。
そこで今回は外壁塗装のタイミングについてご案内します!
【塗料によって耐久性が異なる】
まず、先述した
「塗装をするタイミングは塗料によって違う」
「5〜10年が目安」
という回答ですが、明確な時期をお教えできず申し訳ないのですが、これはその通りなんです…。
塗料にもランクがあり、値段が低めのアクリル系やウレタン系と、値段が高めのシリコン系やフッ素系では耐久性が異なります。
塗料のランクによる塗り替え時期の目安は、一般的に以下のようになります。
シリコン系塗料:8〜10年
フッ素系塗料:12〜15年
アクリル系塗料:5〜7年
ウレタン系塗料:7〜10年
【立地や気候も外壁に影響を与える】
また、立地条件や気候も外壁塗装のタイミングに大きく影響します。
例えば以下のような例があります。
〇海沿い:塩分を含んだ海風が外壁にダメージを与えるため、塗装の劣化が早くなる傾向があります。塩害の影響で5年程度で塗装を行う場合もあります。
〇高温多湿な地域:湿気が多い地域ではカビや藻が発生しやすく、外壁の劣化が早く進むため、塗装のタイミングが早くなることがあります。
〇極寒地:寒冷地では、凍結と解凍の繰り返しが外壁に影響を与えるため、定期的な点検と早めの塗装が推奨されます。
【外壁塗装のタイミングのサイン】
このように外壁塗装のタイミングは使用している塗料や建物の立地など様々な要因に左右されるので、塗り換えのはっきりと決まった時期はないのですが、塗装の必要性を示すサインがありますのでそちらをご紹介いたします。
塗装のタイミングを決めるためには、実際に建物の外壁の状態をチェックすることが大切です。
以下のようなサインが見られる場合、塗装を検討したほうが良いでしょう。
〇色あせや変色:塗料が紫外線などにより劣化している場合、色が褪せてきます。
〇ひび割れ(クラック):外壁にひび割れが見られると、雨水が浸入し、内部の構造材にダメージを与える可能性があります。
〇剥がれや浮き:塗膜が剥がれたり、浮きが発生している場合、塗料の耐久性が低下している証拠です。
〇カビや藻の発生:湿気が多い環境では、外壁にカビや藻が発生することがあります。これは塗膜が劣化して防水性が落ちている兆候です。
〇汚れが目立つ:汚れや煤(すす)・煙が外壁に付着しやすくなった場合、塗装が薄くなっている可能性があります。
ご自宅に上記のようなサインがない場合でも、一度業者に見てもらうことでいつ頃塗り換えるのが適切か、ということがわかります。
弊社では、外壁の状況を見させていただいてまだ塗り替えの必要がない場合は、施工をお勧めしたりといったことはいたしません。
調査や御見積は無料ですので、外壁の状況が気になる場合は、ご安心して一度お問い合わせいただければと思います。